あさりとはまぐりの違いはズバリ、大きさはもちろんのこと、貝殻の模様や色、そしてあさりは苦味や渋味があるのに対し、はまぐりは濃厚で甘みのある味わいという特徴もあることなんですよ!
確かにあさりとはまぐりって、結構似ている二枚貝だから、あまり見分けがつかない場合もありますね。
私も実際は大きさくらいしか、あさりとはまぐりの違いって知らないです…。
そこで今回は、知られざるあさりとはまぐりの違いを大公開!
あさりとはまぐりは大きさだけでなく、味にも違いがあるので、ぜひ知っておくと自慢できるし、貝類を購入する際にも役立ちますよ!
あさりとはまぐりの違いの見分け方はどこを見る?
あさりとはまぐりは、それぞれの貝殻の模様や柄、そして貝そのものの大きさが違いであり、なおかつ見分け方のポイントなんですよ!
ではより具体的にあさりとはまぐりの特徴を紹介しますね。
あさりは貝殻に縦じまや横じま、幾何学(きかがく)模様などの柄が入っていて、色も黒や白だけでなく、茶色などもあり、しかも大きさは4㎝程度。
一方はまぐりは横じまの模様が多く色も白か栗褐色などで、大きさはなんと約8㎝という違いがあります。
こうして特徴を見ると、あさりとはまぐりって、かなり違いがあることが分かりますね!
確かにあさりって貝殻が黒っぽい色をしているものもありますが、はまぐりは白だったり栗褐色だったり、比較的明るい色をしています。
私は時々、あさりのお味噌汁とかはまぐりのお吸い物とかを作るんですが、今までそんなに貝殻の色が柄に着目してきませんでしたが、はまぐりの方が明るい色をしている、というイメージはやっぱりものすごく強いですよ。
ということで、あさりなのかはまぐりなのかの見分け方としては、やっぱり貝殻の模様や色、そして貝自体の大きさで違いを判断していくのがベストなんですね。
ただ、実はあさりとはまぐりの違いって大きさや貝殻の見た目だけではないのです!
ということで続いては、実はあまり知られていない、あさりとはまぐりの味の違いと特徴を解説します!
あさりとはまぐりでは味の違いや特徴は?
あさりは多少、苦味や渋味などがあるのですが、あさりと違いはまぐりに関しては、甘みを感じる濃厚な味わいをしているのが特徴なんですよ。
ただ、味に関しては獲れた場所などでも多少違ってくるので、絶対にあさりには苦味と渋味があり、はまぐりには甘みがある、とは言い切れませんが、基本としては味にはこのような違いがある、ということを覚えておくと良いでしょう。
でも、あさりもはまぐりもどちらもすっごく美味しいですよね!
私もあさりで炊き込みご飯を作ったり、はまぐりを網焼きにするのは大好きです。
ちなみに、なぜはまぐりの方が甘みがあって濃厚な味がするといわれているかというと、はまぐりには、『グルタミン酸』という成分がとっても多く含まれているからなんですよ!
『グルタミン酸』というのは別名『うま味成分』とも呼ばれているため、はまぐりをたべると、すごく濃厚でうま味を感じることが出来るんです。
一方あさりには、『コハク酸』という成分が多く含まれており、この成分こそが、苦味や渋味の元になっているんですね。
はまぐりにもこの『コハク酸』という成分が含まれているのですが、あさりよりもかなり少ないです。
100gのあさりには『コハク酸』が111㎎ほど含まれていますが、はまぐりには『コハク酸』は82㎎しか含まれておりません。
代わりにはまぐりには『グルタミン酸』がものすごく多く含まれていてなんと1700㎎とかなりの量!
ちなみにあさりにも、獲れた場所によっては100gあたり820㎎も『グルタミン酸』が含まれているので、やっぱりはまぐりほどではないけれど、うま味成分はしっかりあるのですね。
あさりとはまぐりって、同じ二枚貝でもこんなに味に違いがあるものだったんですよ!
私もかなり驚いたのですが、すっごく勉強になりました。
ぜひ今後は、あさりやはまぐりを食べる時は、その味もしっかり堪能して、違いを確かめてみると良いですね!
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あさりとはまぐりの違いの見分け方と味の特徴のまとめ
あさりは縦じまや横じまだったり幾何学模様の貝殻をしていて、なおかつ基本的には4㎝くらいの大きさをしており、しかも味には苦味や渋味が含まれます。
一方はまぐりは、横じま模様のものが多く明るい色の貝殻をしており、大きさは8㎝ほどで、うま味成分を多く含んでいるため、濃厚かつほんのり甘みを感じる味わい。
あさりとはまぐりって、とっても似てる二枚貝だけれど、見た目も味の特徴も、こんなに違いがあったんですよ。
違いや見分け方を知ると、貝の面白さや奥深さがより分かるので、食べる時も更に味をよーく楽しむことが出来るでしょう!