入浴は疲労回復や美容にもとても重要な習慣です。
湯舟につかって好きな本を読んだり、好きな音楽をきいたり。
コロナ禍になって、入浴剤を使用する頻度が増えました。いい香りのお湯でぬくぬくと温まると自然とストレス解消できる気がしてきます。
しかし、入浴後に疲れを感じることはありませんか?
湯舟に入ると、体内にこもった熱を発散させるために、汗をかきます。その際にエネルギーが消費され、疲れを感じることがあるのです。
特に女性は長い時間、湯舟につかる人も多いですね。
しかし、長い間入れば入るほどエネルギーは消費されてしまいます。
他にも、どんな入浴方法をすると疲れてしまうのか、どんな入浴方法ならば効果的かを深堀していきたいと思います!
入浴して疲れるのはなぜ?その理由とは?
人が疲れを感じるのはエネルギーを消費したとき。
ここでは具体的にいくつかの場面を挙げて紹介していきます。
入浴して疲れる理由その1:半身浴
女性に人気の半身浴。
健康と美容の目的でだれもが一度はやったことあるのではないでしょうか?
私も「半分ほど湯舟につかる」という文字そのままの半身浴はしたことがあります。
しかし、肩など上半身を冷やすと血行が悪くなり、疲労につながってしまいます。
半身浴をする際、冷やさないことがポイント!
- 暖房機能を使うなどして、浴室の温度を上げる。
- 肩にタオルをかけて上半身を冷やさないようにする。
などなど、冷え対策をきちんとすれば大丈夫です。
入浴して疲れる理由その2:肩までつかる
寒い日はしっかり肩まで浸かって体の芯から温めたいものですよね。
しかし調べてみると、肩まで長時間つかる行為により、血圧が上がり、心臓に負担がかかりやすくなることがわかりました。
なので心臓が悪い方は、肩までつかるのは避けたほうがいいですね。
息切れなど症状が出現する可能性があります。
入浴して疲れる理由その3:食後すぐの入浴
食べてすぐにカロリーを消費できそうですが、これも避けるべきなんですよ。
入浴により血行が良くなり、消化器に血液が集中せず、消化不良を起こしやすくなってしまいます。
胃もたれなどを予防するために、食事を終えてから入浴まで出来れば1時間は空けましょう。
入浴して疲れる理由その4:飲酒後の入浴
これはよく温泉の注意書きにもありますね。
どうして避けたほうがいいのでしょうか。
飲酒後は体温調節がうまくできず、気分不快を起こす可能性があります。
また私も経験があるんですが、さらに酔いが回ってしまうという危険も(汗)
ただでさえ滑りやすいお風呂場です。こけないように注意が必要!
入浴して疲れる理由その5:運動直後の入浴
ジムに通っている人はよくしてしまうんじゃないでしょうか。
私もしょっちゅうです。
運動直後は筋肉に血液が集まって酸素や栄養を運び、修復している状態。
食後同様に届けたいところに血液がいかなくなってしまいます。
呼吸数、心拍数があがり、またまた心臓に負荷がかかってしまう。
なので、私は38度~39度くらいのぬるま湯につかるようにしています。
でも運動後には汗を流したいですよね。
そんなときは熱いお湯は避け、ぬるま湯にしましょう。
入浴して疲れを取るために真似したい!おすすめの入浴法とは?
ここまでで入浴して疲労を感じやすくなる場面がわかったと思います。
入浴によるメリットは数多いです。
- リラックス効果
- 温浴効果により手足の血流が改善
- 筋肉や関節が柔軟になる
- 水圧により血液やリンパの流れを改善するなど。
このメリットを最大限獲得したいですね!
一番のおすすめは、20分ぬるま湯で半身浴。
半身浴だと下半身に水圧がかかり、足に滞っていた血液を心臓に返すことができます。
全身浴には短時間で体が活性化するというメリットがある反面、心臓への負荷が大きいのがネック。
ぬるま湯でというは具体的に38度~40度。
副交感神経を活性化し、リラックス作用をもたらします。
20分ほどでぽかぽかと温まるはず。体への負荷を最小限に、かつ全身が温まり疲れがとれる入浴法です。
42度以上のお湯は交感神経が活発化し、その後の睡眠へスムーズに移行できません。
熱いお湯が好きな方はできるだけ、5分ほどの短い入浴時間にするのがおすすめ。
半身浴をするときは、お湯に浸かっていない上半身を冷やさないようにタオルをかけるなどしましょう。
この入浴法にプラスして、マッサージをおすすめします。
足の先から頭の先までもみほぐすことで筋肉がほぐれ、リンパが流れます。
女性にはうれしい痩せやすい体づくりにも効果的。
◆こちらもオススメ!入浴に関連する記事
入浴して疲れる理由のまとめ
入浴の方法によっては心臓に負担をかけたり、体を効果的に温められていない可能性があります。
入浴は一日の疲れをとる大切な時間です。そこでさらに疲労の上乗せをしてしまうのは避けたいですよね。
このコロナ禍で疲れた体をゆっくり休める、おうち時間。
ぜひ効果的な入浴を試してみてくださいね^^