うなぎの肝は生で食べるのは大丈夫？下処理のポイントはコレだ！

うなぎの肝は栄養価も高く滋養強壮効果が期待できる優れた食材です。

うなぎの肝と言えば、肝吸いや串焼きがすぐに思いつきますが、「生」で食べることは出来るのか…気になりませんか？

私はめちゃくちゃ気になります。
しかも、うなぎの肝の下処理ってどのようにすれば良いのかも。

今回の記事では

について紹介していきます。是非試してみてくださいね＾＾

うなぎの肝は生で食べるのは大丈夫？

うなぎの肝を生で食べるのは大丈夫なのでしょうか？

答えはNO！
うなぎの肝を生で食べてはいけません。

なぜ、うなぎの肝を生で食べてはいけないのかと言うと、うなぎの血や粘膜には毒があるからです。

イクシオトキシンという神経毒が含まれているのですが、このイクシオトキシンを大量に摂取すると、

などの症状を引き起こす事があるからです。

下処理の際、苦玉の処理を水の中で行うのは、毒性をもった血や粘膜を飛散させないためなんですよ。

天然のうなぎを釣り上げて自宅でさばく場合、なるべく背開きにするといいですよ。

そして、うなぎ表面のヌルヌル(粘膜)や開いたときの血はすぐに洗い流す！

加熱することで毒性はなくなるのでご心配なく＾＾

ただ、うなぎの肝・身は生で食べるのはNG！これだけは覚えておきましょう。

うなぎの肝の下処理で注意すべき点は？

うなぎの肝の下処理でポイントは「水洗い」です。

それでは早速、下処理の手順を見ていきましょう！

「血や黄色い汁を洗い流すこと」「苦玉を取り除くこと」

この２つのポイントを押さえれば難しいことはありませんよ！

こちらはお魚屋さんの動画で、うなぎの肝の下処理が分かりやすく紹介されています。
↓　↓
<iframe width=”560″ height=”315″ src=”https://www.youtube.com/embed/iUsEu1akgd8″ title=”YouTube video player” frameborder=”0″ allow=”accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture” allowfullscreen></iframe>

普段目にすることがないうなぎの肝ですが、もしタイミング良く入手できたら是非うなぎの肝の下処理にチャレンジしてみてくださいね！

[itemlink post_id=”1568″]

うなぎの肝焼きの温め方のコツは？一手間加えるだけで絶品に！

スーパーで買ってきたうなぎの肝焼き。
そのまま食べても美味しいのですが、一手間加えるだけで絶品料理に大変身！

この一手間とは…
レンジではなくフライパンを使います。

そしてコツはタレを洗い流すこと！

はじめに材料から見ていきましょう！

■作り方

１．うなぎの肝の串焼きに付いているタレを洗い流します

２．１をフライパンに並べ酒をふりかけます

３．火は中火。お酒がジュワ～としてきたら蓋をして弱火で３分位の蒸し焼きに。

４．蓋を開けフライパンを揺すりながら汁気を飛ばします

５．お皿に盛り付け付属のタレと山椒をふればでき上がりです♪

いかがですか？
レンジでチン…ほど簡単ではありませんが、そこまで難しい工程ではないと思いますので是非お試しください！本当に美味しくなりますよ＾＾

最後に、うなぎの肝って内臓のどの部分なのかご存知ですか？

うなぎの肝って内臓のどの部分なの？

うなぎの肝のワサビ煮です！さっぱりしていてお酒ととても合います😊美味しいです！ pic.twitter.com/kJX5gShFq2

— 初音 (@Hatsune_Yoshida) February 18, 2022

うなぎの「肝」って言うけど、実は肝＝肝臓ではなく胃を中心としたうなぎの内臓のことになります。

・・・という事は、うなぎ1匹に肝は1つということになりますね。

まとめ：うなぎの肝は生で食べるのは大丈夫？下処理のポイントはコレだ！

うなぎの肝は生で食べることはNG！でしたね。

血や粘膜に神経毒のイクシオトキシンが含まれていることをしっかり覚えておきましょう。

主な症状は以下のとおり。

そして下処理のポイントは「水洗い」でした。

「苦玉を取り除くこと」や「血や苦玉を取り除く際出てきた黄色い汁」は丁寧に水で洗うことで調理しやすくなります。

うなぎの肝の串焼きは「フライパンで温め少しのお酒で蒸し焼き」この一手間加えるだけで、絶品料理にに大変身します。

うなぎの肝は、栄養価も高く少量で滋養強壮効果も得ることが出来るので、美味しく摂り入れて行きたい食材ですね！