ねばねばでとろろにして食べても良し。お好み焼きに入れてもちもち食感を楽しむのも良し。
食卓に新たな食感をそっと追加してくれる長芋。
そんな長芋ですが、腐るとどうなるかご存じですか?
私は知りませんでした。
腐ったものを口にしなくても済むように、「長芋が腐るとどうなるか?」についてまとめましたのでご覧ください^^
長芋が腐るとどうなる?臭いで見分けるときのポイント
腐ったと判断するまず最初のポイントは、臭い。
長芋のにおいってわかりますか?
思い出そうとしてもこれといったにおいが思い当たらないのでは?
実は腐ってないときの長芋は匂いがほぼないのです。
これが腐るとどうなるかといいますと・・・
「酸っぱい匂い」「異臭」が出現します。
食べちゃいけないにおいってなんとなくわかりますよね。
怪しいなと思った長芋にこんな匂いを感じたら、調理するのやめましょう!
長芋が腐るとどんな味がする?
次の腐ったと判断するポイントは、味。
長芋の味は想像つきますね。
これが腐るとどうなるかといいますと・・・
「苦い」「酸っぱい」などへと変わります。
もしにおいで気づかず食べてしまい、酸っぱかったらすぐ食べるのをやめましょう。
ただ長芋を食べてピリピリとすることがあるかもしれません。
こちらは大丈夫。腐っているわけではなく、長芋が持つシュウ酸カルシウムの特性によるもの。
これが苦手な方は下処理として、酢水に長芋をつけておくといいですよ。
長芋が腐ると見た目はどうなる?
においと同様に口に入れる前に気づけるのは見た目ですね。
明らかですが、茶色になったり、カビが確認されたら迷わず捨てましょう。
カビの部分を切ればいいわけではないですよ。カビの胞子がどこについているかわからないです。
潔く捨てましょう!
切ってしばらく経った長芋がピンク色になっているのを見たことありませんか?
こちらは酸化による変化なので安心して。味は少し落ちますが食べられます。
長芋の賞味期限は冷蔵庫と真空パックでは違う?
野菜って賞味期限書いてないの困りますよね。しおれたレタスが今も冷蔵庫にあります汗
長芋は本来保存食。割と日持ちしますよ。
- カットなしで、おがくずと保存すれば、約2~3か月。
- カットしていないものであれば、約1か月。
- カットしたものは冷蔵庫で、約1週間。
- すり下ろしたものは冷蔵庫で、約3日。
スーパーで真空パックで売られているのをよく見かけませんか?
真空パックなら日持ちしそうですが、これが意外と答えはNO。
実は長芋は呼吸をするんです。長芋自身が出した炭酸ガスを再吸収し、味が落ちちゃいます。
長芋に真空パックの保存はむいていませんね。
長芋の保存方法
カットしていない長芋の保存方法の詳細については以下の通りになります。
新聞紙かキッチンペーパーで包み、段ボールへ。
温度が上がらない風通しの良い場所で保存。
◆冷蔵庫で保存
新聞紙かキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れ、野菜室で保存。
面倒かと思いますが、これで1か月は持ちますよ!
カットした長芋は切り口から水分が出てきてしまいます。これはうまさが逃げてしまいますので防ぎましょう。
カットした長芋の保存方法としては、
カットしたものでもこれで1週間はもちます。
すりおろした長芋の保存方法
すりおろした長芋はさすがに日持ちしません。空気に触れる面積が圧倒的に増えます。
ですので、すりおろした長芋をなるべく長くおいしく食べるためには、
ほんの少しの量でいいです。そしてラップをして冷蔵庫へ。冷凍すればどんな状態でも1か月はもちますよ。
冷凍保存は本当に便利です!
やっぱり冷凍庫は大きいに越したことないなと、改めて思います^^
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きっとこれからも食卓に登場する機会が多い長芋。なかなか一気に使い切るのは難しいですよね。
適切な保存方法で傷めずに美味しく食べましょう!