スイーツにかけたり料理の隠し味にも活躍するはちみつ。
使い道が多くあり、その便利さから好きな女性も多いのではないでしょうか?
ついつい大容量を買ってしまい、余らせてしまう・・・なんてことも!
はちみつは傷みにくいと言われていますが、賞味期限が切れても大丈夫なんでしょうか?
今回はそんなはちみつの賞味期限切れについて詳しく紹介していきます!
賞味期限切れのはちみつが食べられる理由
はちみつにも賞味期限は存在しますが、2~3年とかなりロングスパン。
非常に保存に長けています。
含有水分量の少なさがその要因のひとつ。
ミツバチが採ったばかりの蜜は水分が60%ほどと高いのですが、数日かけて羽で仰ぎ水分を飛ばし、保存にちょうどいいとされる20%程度に保たれています。
また、糖度が高いことも大きく関係しています。
全体の20%は水分ですが、それ以外はすべて糖分になっており、腐りにくくなっています。
それに少し難しいですが、浸透圧も関係しているんですよ。
高い糖度でとろっとした状態を保ち、細菌が入り込んでも高い浸透圧により細菌が生きるために必要な水分を奪って死滅させるのです。
ちなみに、賞味期限や消費期限の表示は、食品表示法等で定められてます。
しかし、実ははちみつについては、厳密には定められていないんです!
日本養蜂協会の規定では、「充てん後1~3年を目途に販売者個々の判断で決定」とされているため、基本的には販売者判断。
例えば2年とされていても、決して食べられない、ということではありません!
はちみつの賞味期限切れ!未開封で1年経っても大丈夫?
なかなか買ってから1年間放置することはないかもしれませんが・・・。
ずばり、大丈夫!
先述の通り、大変腐りにくいはちみつゆえです。
しかし風味は落ちてしまうと言われていますので、なるべく早く食べる事がおすすめされますね。
蜂蜜の賞味期限切れ!開封済みで気をつけることは?
はちみつに入っている添加物によっては腐りやすいものもあります。
成分表示の欄に“水あめ”や“液糖”といった表示がある際は注意が必要。
添加物には殺菌力もなければ、水分を含むことにより腐るリスクをあげているんです。
保存方法にも注意が必要。
私はよくやってしまいますが、“結晶化”しないようにしましょう。
白く固まる結晶化ですが、14~16℃くらいでなってしまいます。
はちみつ独特のとろ~っとした食感が損なわれ、温めて食べるという手間が追加されます・・・。
また、冷凍庫での保存は向いていません。
どうなるかというと、硬めの水あめのような粘度が高い状態になります。
これは結晶化よりも溶けにくく厄介です。
おすすめの保存方法はガラス瓶での保存。
プラスチック容器ではにおいが移りやすく、他の食品の影響を受けやすいです。
ガラス瓶であれば風味を損なわずに最後まで食べることができますのでおすすめ!
スプーンですくう際は乾いた清潔なスプーンで行うようにしましょう。
捨てるのはもったいない!はちみつの賞味期限切れの使い道
そのまま食べるのより、砂糖替わりに料理に使うことをおすすめします。
砂糖を使って料理したものと比べ、まろやかな味に変わるんですよ!
意外な使用例もあります。
それは・・・はちみつパック。
2~3日使うだけでお肌がつるつるになるんです。
女性には嬉しいですね。肌への刺激が少ないので、肌に合う、合わないということがないのでだれでも試せますよ^^
賞味期限切れのはちみつは食べられる?未開封で1年経っても大丈夫のまとめ
はちみつの可能性を大いに感じる記事となりました。
がんばって蜜を集めてくれた蜂の涙ぐましい努力のおかげですね。
自然のはちみつ100%は大変保存にも長けている上に、使用用途も複数あることがわかりました。
身体にも良いはちみつを是非日々の生活に取り入れてみてください。