缶詰の賞味期限切れはいつまでOK?確認方法や捨て方まで解説!

缶詰の賞味期限切れはいつまでOK?確認方法や捨て方まで解説!

保存食として人気の缶詰ですが、「気づいたら賞味期限が過ぎていた!」という経験が誰しもあると思います。せっかく買った缶詰がもう食べられないとなると、もったいないですよね。また、もし賞味期限切れの缶詰を捨てる場合は、どのようにすれば良いのでしょうか。今回は、缶詰の賞味期限切れはいつまでOKかについて、調査しました。

目次

缶詰の賞味期限切れはいつまでOK?

保存に便利な缶詰ですが、賞味期限切れはいつまでOKなのでしょうか?一般的に加工食品は「賞味期限」「消費期限」の記載が義務付けられています。賞味期限は、記載されている年月日まで、「品質が保たれ、おいしく食べられる」期限のことです。缶詰など劣化が遅い食品に記載されていることが多いです。そのため、期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるとは限りません。市販の缶詰の多くは、製造日から2~3年の賞味期限が記載されています。災害用の備蓄を目的としたものは、5年も賞味期限が設定されているものもあるようですね。

開封した缶詰はNG

開封した缶詰は、空気に触れることでどんどん劣化がはじまります。開封後は冷蔵庫で保存し、生食品と同じ扱いで2、3日以内に食べましょう。できれば清潔な保存容器に中身を移すと良いです。

賞味期限切れは1年が目安?

賞味期限が3年の缶詰は、半年ほど過ぎても食べられる可能性が高いです。缶に傷がついていたり、腐食がなければ中身にも異常がないと思われます。1年経過したものでも、まだ食べられる可能性が高いです。とはいえ、缶自体も劣化が進むので、缶に腐敗があれば食べるのを辞めましょう。賞味期限が2年〜3年過ぎていれば、可食期間を過ぎているので、食べるのを控えましょう。

缶詰は加熱殺菌されて真空になっているので、理論上は細菌がいない状態と言えます。正しい方法で保管し、缶に腐敗がなければ、半永久的に腐らないのです。しかし、製造元が賞味期限を設定している以上、それを過ぎた食品を食べるかどうかは、自己責任となってしまいます。

缶詰の賞味期限の確認方法は?

缶詰の賞味期限は、フタに記載されており、「西暦・月・日」の8桁となっていることが多いです。「20251001」と記載されていれば、2024年10月1日が賞味期限ということです。古い缶詰ですと、「西暦下2桁・月・日」という6桁表記もあるようです。

また海外製の場合、アメリカ式「月・日・西暦」、イギリス式「日・月・西暦」で記載されています。また、缶詰によっては賞味期限以外にも、原材料や製造工場を示すアルファベット表記が記載されていることがあります。ただし賞味期限は、数字のみの記載なので、見分けやすいですね。

賞味期限切れの缶詰の捨て方は?

未開封の缶詰を捨てる場合は、基本的に缶と中身を分けて捨てる必要があります。缶詰によっては錆びて膨張していたり、缶を押すと凹む場合は中身が腐っている可能性が高いです。古くなって劣化した缶詰は、開けるといきなり中身が飛び出してくる危険性も・・・

匂いが強いものもあるので、必ず換気扇を回して空気の入れ替えをしながら作業しましょう。中身は生ゴミとして、缶はよく洗ってから缶に分別しましょう。一部自治体によっては、『中身が出せなければ不燃ゴミ扱い』というケースもあります。無理やり缶詰の中身を出さなくて済むので、事前に自治体のルールを確認するのが良いですね。

まとめ

今回は、缶詰の賞味期限切れはいつまでOKかについて、紹介しました。缶詰は長期保存が可能なので、基本的に半年~1年ほど過ぎていても、健康に影響は無いようです。ただし保存状態によっては劣化が進んでいる可能性があるので、あくまで自己責任のようですね。賞味期限切れの缶詰を捨てる場合は、中身と缶を分ける必要があります。自治体によって異なるので、事前にチェックすることが大切ですね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次