2023年9月に今年の冬も暖冬傾向だと気象庁が発表しました。
それでも夏の酷暑と比べるとかなり気温も下がり、北海道、東北地方では積雪していますよね。
気温が下がってきて食べたくなるのがさつまいもではないでしょうか。9月、10月に収穫したさつまいもを少し置いて水分を飛ばすと甘さが凝縮し、いよいよ食べ頃になってきていますよね。
さつまいもにはこれからの季節にとっておきたい栄養素も豊富に含まれていますので、積極的に摂取したいところです。
そこで今回はさつまいも 炊飯器などを利用した簡単レシピをいくつか紹介していきます!
さつまいもの基本情報まとめ
まずはさつまいもについて、栄養素やそれぞれの種類の特徴をまとめておきます。
さつまいも(可食部100gあたり)に含まれる栄養
- エネルギー…140㎉
- 水分…64.6g
- たんぱく質…0.9g
- 炭水化物…33.1g
- ナトリウム…23㎎
- カリウム…380㎎
- カルシウム…40㎎
- マグネシウム…24㎎
- 鉄…0.5㎎
- 銅…0.13㎎
- マンガン…0.37㎎
- ビタミンB1…0.10㎎
- ビタミンB2…0.02㎎
- ビタミンE…1.0㎎
- ビタミンC…25㎎
- 食物繊維総量…2.8g
参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
さつまいもにはストレスから身体を守るビタミンC、腸内環境を整える食物繊維、疲労回復を助けるビタミンB群…など様々な栄養素が含まれており、この時期にしっかりとっておきたい食材です。
さつまいもの種類による違い
さつまいもは種類によって甘さや食感に違いがあります。好みの種類を見つける参考にしてみてください
鳴門金時
徳島県で主に栽培されている鳴門金時は、ホクホクとした食感と優しい甘みが特徴です。
紅あずま
茨城県や千葉県など関東地方で多く栽培されている紅あずまは、ホクホクとした食感が特徴です。
紅はるか
紅はるかは、甘みが強く、ねっとりとした食感が特徴です。焼きいもで人気がある品種のひとつでもあります。
安納芋
安納芋は種子島の特産品で、焼きいもで人気の高い品種です。とても甘みが強くねっとりとした食感が特徴です。
シルクスイート
シルクスイートも焼きいもで人気のある品種です。なめらかな食感と甘すぎないのが特徴です。
パープルスイートロード
パープルスイートロードは紫芋の一種で、甘みが強い品種です。料理だけでなくお菓子作りにも用いられることがあります。
さつまいもの簡単レシピまとめ
では、ここからはなるべく火を使わないさつまいもの簡単レシピを3つ紹介していきます。
簡単レシピ①:さつまいもを炊飯器で炊く
5.5合炊きの炊飯器にさつまいも1本と水200ccを入れ、通常の炊飯と同じように炊飯器を操作します。
手間もなく、非常に簡単にホクホクのさつまいもを食べることができます。
火が通りにくい場合はさつまいもを半分に切って入れることで火も通りやすくなります。
簡単レシピ②:レンジで簡単さつまいものうま塩バター
つぶさないスイートポテトのようなメニューでお弁当の彩りプラスや子供のおやつにもおすすめです。
調理時間:10分 冷蔵保存:4日 人数:2~3人分
材料
- さつまいも 小2本(約250g)
- みりん 大さじ3
- バター 8~12g(大さじ2/3~大さじ1)
- 塩 ひとつまみ(親指、人差し指、中指で軽くつまんだ量です)
作り方
- さつまいもは皮付きのままよく洗い、5ミリ幅に薄く切る。ボウルに水を入れ、さつまいもを5分ほど漬ける。
- ボウルの水を捨て、さつまいもを耐熱容器に入れる。
- さつまいもにみりん大さじ3をまわしかけ、ざっくりかきまぜる。ふんわりラップをかぶせ、600wの電子レンジで3分加熱する。
- 3分後、かきまぜる。再度ふんわりラップをかぶせ、追加で3分加熱する。
- 耐熱容器にバターと塩を入れ、かきまぜてできあがり。
ポイント
加熱ムラを防ぐため3分加熱していったんかきまぜ、再度加熱します。
さつまいもは水分が少ないため、そのままレンジ加熱するとパサつくことがあるので、みりんをかけてコーティングすることで、しっとり蒸しあがります。
(出典:つくりおき食堂byまりえごはん)
簡単レシピ③:レンジで簡単さつまいもチップス
さつまいもの甘味と塩の甘塩っぱさを楽しめるメニューです。揚げてないのでヘルシーに食べることもできます。
材料
- さつまいも ⅓本(100g)
- サラダ油 小さじ½
- 塩 少々
作り方
- さつまいもはよく洗って、皮つきのまま幅1~2mmの輪切りにし、水に5分ほどさらす。
- ペーパータオルなどを使ってしっかり水分をとる。
- 材料をボウルに入れ、サラダ油を加えて全体にからめる。
- 耐熱皿にオーブン用シートを敷き、重ならないように並べて、塩少々をふる。
- ラップをかけずに電子レンジ(600W)で2分30秒加熱して裏返す。皿の前後を逆にしてレンジに戻し入れ、さらに30秒ほど加熱する。
- しんなりしている部分があれば、様子をみながら20~30秒ずつさらに加熱する。
- 全体がカリッとしたら、ざるなどに広げて粗熱を取り、完成です。
注意とポイント
野菜が少なすぎたり、長時間加熱すると引火する可能性があるので、一回に加熱する野菜の重量とレンジの加熱時間は必ず守るようにしてください。こまめに様子をみながら加熱することが大切です。
レンジの出力が500Wの場合は加熱時間を1.2倍に、700Wの場合は0.8倍にして加熱をするとメニュー通り加熱することができます。
(出典:オレンジページ)
最後に
今回はさつまいも 炊飯器などの簡単レシピを紹介してきました。煮物など、少し手のかかる料理に入れても美味しいさつまいもを火も使わず、すぐに簡単に食べられるのは魅力的ですよね。
さつまいもを食べてストレスや風邪に負けない身体を作っていきましょう!