「銀行に預けても利息がつかないし、投資を始めたい!」と思っていませんか?
投資をするには、資金が必要です。すでに資金があれば問題ありませんが、無ければこれから準備する必要がありますよね。例えば、家計管理を見直して節約して、投資資金を確保するのも1つの方法です。
ここでは、3つの節約術を使って、家計管理を見直す方法をお伝えします。
3つのおすすめ節約術
①食費の見直し
てっとり早く節約できそうなのが「食費」ですね。では、ひとり人暮らしの場合、1ヶ月の食費 平均はどれくらいかかっているのでしょうか。
2020年に政府が公開した統計によると、ひとり暮らし世帯の1ヶ月の食費 平均は40,311円。
男性、女性、年代による差はありますが、ひとり暮らしの場合外食が多くなる傾向があります。外食を減らすだけで節約が期待できそうですね。
収入に対して1ヶ月の食費の目安は10%〜15%と言われています。
例として月の収入が20万円とした場合、食費は20,000円〜25,000円が理想です。
食費を見直すことにより、約20,000円の節約が見込めます。
食費を節約するために有効なことは、外食を減らして自炊をすること。そもそも料理は無理なら買い物の場所を変えてみましょう。
コンビニを利用するならスーパーへ。料理が難しいのならご飯は家で炊くようにしましょう。おかずを買うだけなら食費の負担は軽くなります。
工夫次第で食費の見直しができそうですね。
②固定費の見直し
毎月の固定費の見直しも効果があります。
スマホの料金の見直し
大手キャリアのスマホの料金を比較サイトで確認したところ、大手3社ともに月7,000円以上かかることがわかりました。格安SIMなら月2,000円〜3,000円台に料金が抑えられます。手続きが面倒だと後回しにしがちです。一度だけ契約を見直して手続きをするだけで毎月3,000円の節約ができます。年間36,000円になると思うとちょっと贅沢ができる金額ですね。
電気会社とガス会社の見直し
電気、ガスが自由化したことで、乗り換えやプラン変更で光熱費の節約ができるようになりました。電気とガスがセットになったプランを選べばまとめて乗り換えができて、おまけのポイントがつくものもあります。手間はかからないので、検討しましょう。
保険の見直し
日本国民はすでに国民健康保険に加入しています。ほとんどをカバーできる最強の保険があるので、無理して民間の保険に入る必要はなさそうです。ライフステージに合わせて必要最低限の保険に変更をしても良いのではないでしょうか。
ムダな特約や貯蓄型の保険は解約を視野にいれて見直しをしましょう。
③キャッシュレス決済を活用
電子マネーやスマホ決済、クレジットカードを上手く活用してムダ使いを防止しましょう。電子マネー、クレジットカードはアプリで管理できます。アプリを見れば明細を確認することができるので、家計簿をつけるのが面倒な人にもおすすめです。
現金を引き出すために手数料を取られたり、釣り銭のやりとりをしたり、面倒なことをしなくても良いメリットもあります。
ほとんどの電子マネーやクレジット決済では、ポイントがつきます。1ポイント1円として利用できるので、お得に買い物をしていることになりますね。
気をつけたい「節約」の注意点
①セール品のまとめ買い
節約に意識がいくとセール品を買い込んでしまい、結果として節約になってなかったなんてこともあります。購入時は、本当に必要かどうかしっかりと判断したいですね。
②ケチケチした続かない節約
ケチケチした節約も要注意です。同じものを買うなら1円でも安いお店を探して行ったり、クーラーを我慢したり、長続きしそうにありません。無理せずに、気楽にできることから取り入れてみましょう。
いよいよ投資!気をつけるべきポイントは?
節約術を活用して資金に余裕ができたら、いよいよ投資ですね!最近テレビCMでもよく見かける「FX投資」、投資信託や米国株投資、個別株に投資、金や債権・・・。あなたは何に投資をしますか?政府も勧めている非課税貯蓄制度のNISA、iDeCoを活用するのも良いかもしれませんね!
投資を始める前には、なにがあっても困らない生活費の確保をおすすめします。3ヶ月〜6ヶ月分はすぐに引き出せる貯金で持つと良いでしょう。生活を防衛する資金を確保してから、投資を始めることをおすすめします。
まとめ
おすすめした3つの節約術をすると毎月20,000円くらいの余裕資金ができそうですね。
「節約術を活用して余裕資金を作る→生活防衛資金を確保→余裕資金で投資を始める」この流れと並行して、投資を始めるために必要な証券口座の開設や投資の勉強をしてみましょう。
自分に合った節約術を使って、上手にお金に働いてもらう投資を始めてみましょう。