普段の食卓や子供のお弁当だけではなく、お酒のおつまみとしても大人気のウインナーは、常に冷蔵庫にストックしているという方も多いのではないでしょうか。
しかし多めに購入していたものの、食べきれずに賞味期限を切らしてしまうこともあるでしょう。ウインナーは賞味期限切れしても食べることは可能なのでしょうか。
今回はウインナーの賞味期限切れについて、いつ頃まで食べられるのか、食べてはいけないウインナーの見分け方などをご紹介します。
ウインナーの賞味期限はどれくらい?
市販のウインナーの賞味期限は、一般的には製造日から3週間ほどが目安となっています。
ウインナーには酸化防止剤や保存料が使用されており、他の肉製品と比べても賞味期限は長めとなっています。中でも真空パックで保存されたウインナーは、1ヶ月〜3ヶ月とより長期間賞味期限が設定されている商品もあります。
ウインナーは賞味期限切れても食べられる?
ウインナー賞味期限切れとったけど大丈夫かな
— ゆま (@boiledgrilled) December 31, 2022
加工食品のウインナーは長めに賞味期限が設定されていますが、実際に賞味期限が切れてしまったウインナーは食べることができるのでしょうか。
未開封品や開封済みかによっても食べられる期間が違うので、それぞれ確認してみましょう。
未開封品なら1週間程度なら大丈夫?
未開封状態で冷蔵保存しているウインナーであれば、賞味期限切れから1週間程度は問題なく食べられると言われています。
しかし賞味期限が切れてから2週間ほど経過すると、表面がシワシワになってくるので食べない方が良いでしょう。
賞味期限から3週間過ぎたウインナー 、まるで特急呪物 。いただきます 。 pic.twitter.com/svgE38vmVp
— あも (@_bakechiken) February 29, 2024
開封済みは2〜3日が限界
開封後のウインナーは賞味期限切れから2〜3日が限界と考えられ、食べ切れない場合は冷凍保存することをおすすめします。
焼いたり茹でたりと調理したウインナーに関しても、冷蔵庫で保管していたとしても2〜3日程度しか持たないと言われているため、調理後は速やかに食べてしまうことが望ましいです。
食べてはいけないウインナーの見分け方とは
賞味期限の切れたウインナーを実際に食べて、お腹を壊してしまう可能性も大いにあります。食べるのを避けるべきウインナーの判断基準として、見た目や臭い、味をチェックする必要があります。
それぞれ解説します。
見た目の変化
ウインナーが賞味期限切れしてからしばらく経つと、黒っぽく変色し、さらに放置しておくと白いカビが生えてきます。
変色が見られた場合は食べることを避けましょう。
臭いの変化
食べられないウインナーの特徴として、臭いに異変が現れます。
ツンとした酸っぱい臭いがしたら腐りはじめているサインとなるので食べるのはやめましょう。
味や食感の変化
表面にぬめりがあったり、酸っぱい味がする場合も食べることを避けるべきです。
口に入れた段階でこのような状態だと気づいたら、飲み込まずにすぐ吐き出すようにしましょう。
異変を感じたら食べずに処分しよう
https://twitter.com/engawa37/status/1735073139313524908上記のように少しでも異変を感じたらウインナーは、食べずに処分しましょう。
「少しくらいなら十分に加熱すれば食べられるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、それは間違いです。
異変を感じるウインナーには菌が繁殖しており、この菌の中には加熱しても死滅しない菌も多く存在し、さらには菌自体は死滅しても毒素はそのまま残る場合もあります。
そのため、もったいないとは感じますが異変を感じた場合は食べずに速やかに処分することをおすすめします。
まとめ
お弁当やお酒のおつまみとしても人気のあるウインナーは、常に冷蔵庫にストックしているご家庭も多いかもしれません。ウインナーは長めに賞味期限が設定されていますが、食べ切れなくて賞味期限を切らしてしまうこともあります。ウインナーは賞味期限切れから1週間ほどは美味しく食べることが出来るようですが、見た目や臭い、味などに異変を感じた場合は食べることを控えることをおすすめします。